天然由来の原料を使用する事に拘った

ランドリー製品のブランドです。

今から20年以上前に、「何で天然由来原料の製品は、無いのだろう？」と素朴に思い浮かんだ疑問からはじまりました。今でもそうですが、世の中は石油化学が中心ですので、石油由来製品が多く流通しています。

発想した当時、一部の製品は技術的に作ることができる製品もありました。しかし、その他の製品には大きな課題もありました。天然由来原料のみで製品を作ろうとすると、分離がおきたり、雑菌が繁殖しやすくなりました。研究開発の初期は多くの試作品を作りました。課題が多すぎ…

「本当に製品が出来るのだろうか？」

「これでは製品化は、無理ではないだろうか？」

商品になるまでは程遠い話でした。

また、天然由来原料は、言うまでもなくとても高価なりやすくなります。地下から汲み上げるだけの石油由来原料と比較すると、栽培、育成、そして収穫まで時間がかかります。また天候に左右もされます。

私達が考えるのは日常使う製品ですので、大切なのは「品質と価格において、家庭で継続的に使用できる」ことです。

「いい製品だから、かなり高額なのは、当たり前です」では、家計の負担が大きくなり、継続的な使用をしにくくなります。それでは良い製品でも普及しなくなります。結果的によくない製品の社会循環が起こるからです。

でも、購入しやすくする為に品質を落として、各々の製品が本来の本質を外れてしまって存在意義に疑問を感じてしまいます。

私たちは本質を忘れる事はありません。

発案から20年。試作品の改良を重ねて10年以上。やっと皆様にお届けすることができる製品が完成しました。

ランドリープロダクトという日用品ですが、水資源など地球環境にも関する大切なものです。長きにわたって愛されるブランドでありたいと考えています。

The Green

ブランドマネージャー　神田　吉満

「日常に使っているシャンプー、リンス、スキンケア製品には香りがついてる。そこに洗剤やソフターに香りをつけたら、お互い主張し合わないか？」

The Greenは、製品を愛用してくれる人の日常生活の姿を想像して作り上げました。

愛用してくれている人が、周りの人から見て、素敵に見える演出することも考えています。

The Greenの製品が、前に出て主張する必要はないのです。その方が愛用してくれる人が素敵に見えます。

それが、いいのです。

最近では「香害」と呼ばれる合成香料に起因した、頭痛やアレルギー症状が問題となっています。

また、手荒れ・肌荒れ、アトピー性皮膚炎など、様々な原因で肌荒れに悩まれている方の負担を少しでも減らすお手伝いが出来たらと考えて製品開発を行っています。

＊The Green の洗剤や柔軟剤は、ニオイを直接嗅ぐと原料の香りはしますが、香料で無理に付けることはしておりません。