冬のジャケットを洗ってみました
さて、今回は冬に着たジャケットを洗ってみました。
近年は、ビジネスシーンでカジュアル化が進んでいます。私は普段は、スーツまたは写真のジャケットにカジュアルパンツ、ネクタイというファッションなどで過ごしています。
写真ものは普段よく着るジャケットの一つです。
綿100%ですが、ストレッチジャケットといって、ジャージの様に伸縮する面白いものです。かれこれ5年以上は着ている物になります
洗濯表示は、ドライクリーニング推奨となっています。
洗い方は?
写真の通り綺麗に仕上がっていると思いますがいかがでしょうか?
しかし、手は殆ど掛けていません。
ポイントは3点。「洗剤のPalmを使用」、「ネットに入れる事」、「*デリケート洗い(つけ置き洗い)」この3つをおさえておきましょう。
*洗濯機によって行程内容が違いますので、ご注意下さい。心配な方、慣れていない方は、つけ置き洗いをお勧めします。
一般的にドライクリーニング表示のものは、湿摩擦(濡らした状態で摩擦を起こす事)を嫌います。
今回のジャケットも型崩れを起こさせない為にネットに入れて、摩擦を起こさないことが大切となります。
ドライクリーニングは
水の代わりに石油溶剤で洗います。名前の通り油です。
人の体から出る汚れは水溶性(水に溶ける)の汚れです。ドライクリーニングは利点が多いのですが、水溶性汚れを落とすには限界もあります。人の体から常に水分が蒸発していますし、汗もかきます。水洗いが向いていますが、水洗いに向いていないウール、シルクなど多くの繊維が多くあります。
さて話は戻って
洗剤を入れた洗浄工程が終わったら、濯ぎを3回行います。
その後は風合いと静電気防止の為にも、柔軟剤のSOYを入れて加工をします。
高品質を求める場合は、柔軟剤を入れてから一時停止ボタンを押して、10分くらいつけ置きをします。今回のジャケットも柔軟剤を入れて、10分ほどつけ置きをしました。その後は脱水を行って終わりです。
シワを丁寧に伸ばして干しましょう
脱水後は、シワ防止の為にも直ぐに出して、シワを丁寧に伸ばしてハンガーへ吊るします。
そうすると、アイロンがけがとても簡単です。
今回のジャケットも、サクッと部分的にアイロンをかけただけです。それでも写真のような仕上がりです。
是非、色々と試してみて下さいね!