洗濯槽の洗い方

2023年09月21日

ようやく秋らしくなってきましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

前回に続いて洗濯槽の洗い方のコツを書いてみたいと思います。

洗濯槽を洗っていますか?

洗濯槽は、最低でも年1回は洗わないと水垢が多く繁殖しています。

洗濯槽の裏側に残った繊維屑や髪の毛などに雑菌が付着して水垢が発生します。

洗濯槽クリーナーは、酸素系漂白剤の一種の過炭酸ナトリウムという原料を使用しています。

細かい特徴は省略しますが、洗濯槽クリーナー(過炭酸ナトリウム)は50℃以上の温度をかけて使用する必要があります。

常温水(~30℃台)では洗濯槽クリーナーを使用しても、水垢の除去には効果が殆どと言ってよいほどありません。

洗濯槽クリーナー(過炭酸ナトリウム)は40~60℃で効果を発揮します。水垢の除去を考えると50~60℃が最適ですが、60℃ですと洗濯機のプラスティック部分にダメージを与えないか心配ですので、50℃位が良いのではないかと思います。

洗濯機に温水の蛇口がない場合は、お風呂の残り湯をくみ上げるポンプを使うと良いでしょう。お風呂に50℃くらいのお湯を貯めて、ポンプで洗濯機に汲み上げます。

キーポイントをまとめると…

①温度は50℃前後。

②洗濯機にお湯を満水に貯めてから、洗濯槽クリーナーを入れます。

③20分、洗濯機を回します(水垢が大量に出ている時は、クリーナーを追加して追加で20分回します)

④その後、濯ぎ工程で水垢が無くなるまで濯ぎます。

従来からある全自動洗濯機は、年2回ほどクリーナーで洗濯をすると水垢もあまり溜まりにくく、お勧めだと思います。

近年はドラム式洗濯機が増えてきていますが、ドラム式洗濯機は水垢が溜まりにくい傾向がる様に感じています。構造上、溜まりにくいのかもしれません。でも、年1回はクリーナーで洗濯をするといいのかもしれません。

インフルエンザも増加傾向にあり、マスクを洗濯して使用する方も多いと思います。

汚れた洗濯機でマスクを洗って使用すると、雑菌を常に吸っていることになり、違う病気になる可能もあります。

これを機会に洗濯機を洗う習慣を取り入れることも良いかもしれませんね!